<h2 id="h8d027c8ed3">はじめに</h2><p>WordPress案件でどのプラグインを使用していますか？とよく質問されますので、記事にまとめました。<br>プラグインごとの設定方法は検索すれば多くの記事がヒットしますので、一旦細かい設定方法は各記事にお任せすることにし、本記事では導入頻度や導入する機会などの視点でまとめていきます。<br></p><h2 id="h3a9436bb5a">できればプラグインに頼らない</h2><p>いきなりタイトルと反している内容になってしまうのですが、大切な前提ですので、最初に記載しておきます。<br>例えば、パンクズリストを設置したり、SNSシェアボタンを設置したりするプラグインもありますが、これらはプラグインを使用せず、PHPでの実装が可能です。<br>特にWebサイト制作の仕事を専門で行う方は、プラグインに頼るよりもPHPでの実装に慣れていくことをお勧めします。<br>というのも、プラグインを入れ過ぎると</p><ul><li>プラグイン同士が干渉して不具合の原因となる</li><li>メンテナンスが大変になる</li><li>プラグインが更新されなくなってしまう場合セキュリティ的に脆弱なサイトになってしまう</li><li>サイト表示速度が低下する</li></ul><p>という可能性があります。<br>入れる目安としては多くて10個前後と考えればよいと思います。<br></p><h2 id="hf6e7ce6c0e">プラグインの選定方法</h2><p>確認する項目は以下の2点です。</p><ul><li>有効インストール数・・・よく使われているプラグインだと百万以上の有効インストール数があり、多く使われているほど信頼できるプラグインです。</li><li>最終更新・・・プラグインは更新されていないとセキュリティ的に脆弱になるため、定期的に更新されているプラグインが安心です。おおよそ1年以内に更新されているとプラグインを使用するケースが多いです。</li></ul><p><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/fbe159a6f8974ab0ac5820d5432148a3/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-07-29%2019.23.38.png" alt=""><br><br>以上前提の上でよく使用しているプラグインを頻度と使用機会が分かるように記載していきます。<br>使用頻度は以下のように星の数で区別するようにします。</p><ul><li>★★★：導入必須</li><li>★★：よく導入する</li><li>★：案件により導入する場合がある</li></ul><p><br></p><h3 id="h38c5aa31f6">WP Multibyte Patch（★★★）（セキュリティ）</h3><p>日本語のサイトを構築する際はまず入れましょう。<br>役割としては、日本語の文字化け対策をしてくれるプラグインです。<br></p><h3 id="hbfb89361d0">SiteGuard WP Plugin（★★★）（セキュリティ）</h3><p>WordPressのセキュリティを強化するプラグインです。<br>WordPressはセキュリティ的に脆弱…と言われることがありますが、その要因の一つが、対策をしていないと管理画面のログインページに誰でもアクセスできてしまうためです。<br>さらに管理者のユーザー名、パスワードを簡易なものにしていると。。。ということですね。<br>その対策として、このプラグインで管理画面のログインURLを変更することができます。<br>インストール後に</p><ul><li>管理ページのアクセス制限</li><li>ログインページ変更</li></ul><p>を有効にします（インストールするだけでは設定されません）。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/4b670588c1b14b14b5b2fd0a051f4c41/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-07-29%2019.36.34.png" alt=""><br></p><h3 id="hbd7901aae4">EWWW Image Optimizer（★★★）（サイト速度向上）</h3><p>WordPressのメディアライブラリにアップロードした画像を劣化せずに圧縮してくれるプラグインです。<br>サイト表示速度が遅いとユーザーの離脱率が上昇してしまうので、導入必須です。<br>設定により圧縮率が変わりますので、参考記事を掲載しておきます。<br><a href="https://lucy.ne.jp/bazubu/ewww-image-optimizer-23864.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://lucy.ne.jp/bazubu/ewww-image-optimizer-23864.html</a><br></p><h3 id="h9e4a740a92">WebP Converter for Media（★★★）（サイト速度向上）</h3><p>メディアライブラリの画像をWebPに変換してくれるプラグインです。<br>WebPとはGoogle公式の比較的新しい画像形式で従来のjpgやpngよりも軽量という特徴があります。<br>WebP形式は2022年7月現在全てのブラウザに対応しておりますが、仮に対応していないブラウザで開いた場合はプラグインがよきようにjpg等で表示してくれます。<br>今までアップロードしているファイルがあれば、一括で変換してくれますし、プラグイン導入後はアップロードごとに自動的にWebPに変換してくれるため、すでに運用中のサイトにもおすすめです。<br></p><h3 id="he90d94612a">All-in-One WP Migration（★★）（サイト移行）</h3><p>サイト移行ができるプラグインです。<br>移行元から移行先へデータベースやテーマなど含めて全て移行することができます。<br>弊社では主に、ローカル環境→テスト環境の移行、新サイトの本番アップロードで使用する機会が多いです。<br>既存サイトのリニューアル時には既存サイトのデータベース情報など全て消えてしまうことになるため、使用は控えています。<br>また、本番環境移行後には不要なため星2つとさせていただきましたs。<br></p><h3 id="h6731d6c22e">MW WP Form（★★）（フォーム）</h3><p>星2つとしましたが、サイトにお問い合わせフォームが存在する場合は基本的にこちらのプラグインを使用して実装しています。<br>Contact Form7も有名なフォーム作成プラグインですが、こちらのプラグインでは、確認画面、完了画面がこのプラグインのみで設定可能です。<br>また、確認画面が不要な場合は送信完了メッセージのみ表示できるますし、メッセージのカスタマイズが簡単なところも重宝しているポイントです。<br></p><h3 id="hb37c99b2dd">reCAPTCHA for MW WP Form（★★）（フォーム）</h3><p>フォームを作成した際は、reCAPTCHAの設定も行うことが推奨されており、MW WP Form用のreCAPTCHA設定プラグインです（reCAPTCHAとはスパムメールを防ぐ仕組みです）。<br>プラグインの設定は簡単ですが、Google reCAPTCHAというサイトでキーを発行する必要があるため、細かい設定方法は下記の記事を参考にしてください。<br><a href="https://webmoyou.com/web/1136/#reCAPTCHA_for_MW_WP_Form%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://webmoyou.com/web/1136/#reCAPTCHA</a><a href="https://webmoyou.com/web/1136/#reCAPTCHA_for_MW_WP_Form%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><em>for</em></a><a href="https://webmoyou.com/web/1136/#reCAPTCHA_for_MW_WP_Form%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B" target="_blank" rel="noopener noreferrer">MW_WP_Formをインストールする</a><br></p><h3 id="h71d7718e94">SEO SIMPLE PACK（★★）（SEO対策）</h3><p>サイトにブログ機能を導入する場合に導入するSEO対策プラグインです。</p><ul><li>各ページのmeta情報の入力</li><li>indexの設定</li><li>Googleアナリティクスの設定</li></ul><p>などが可能です。<br>SEO対策プラグインは他にもありますが、多機能なプラグインもあり、設定が活用しきれない場合もあるため、普段はシンプルなこちらのプラグインを使用しています。<br></p><h3 id="h2c9f52dc65">XML Sitemaps（★★）（SEO対策）</h3><p>サイトマップを作成してくれるプラグインです。<br>サイトマップを作成&amp;Googleサーチコンソールで送信することで、SEO対策になります。<br>xml形式のサイトマップは自力でも作成できますが、ページごとや優先順位の設定、定期的な更新など細かく簡単に設定可能なためこちらのプラグインを使用しています。<br>WordPress管理画面のプラグイン検索でヒットしない場合がありますので、下記の公式サイトからダウンロードし、管理画面でzipファイルを直接アップロードして導入します。<br><a href="https://ja.wordpress.org/plugins/google-sitemap-generator/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://ja.wordpress.org/plugins/google-sitemap-generator/</a><br>サイトマップの作成後はGoogleサーチコンソールでのサイトマップ送信を忘れずに行いましょう。<br></p><h3 id="h54d3a5ee5f">Custom Post Type UI（★）（CMS）</h3><p>プラグインで簡単にカスタム投稿、カスタムタクソノミーを作成することができるプラグインです。カスタム投稿を実装する案件は多いですが、星1つとさせていただいたのは、カスタム投稿の追加はPHPの実装でも比較的簡単に可能なためです。<br>PHP実装の方法も検索すると色々な記事がヒットするため、かなり細かい要望まで実現可能です。<br><a href="https://wordpress-web.and-ha.com/summary-add-custom-post-type/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://wordpress-web.and-ha.com/summary-add-custom-post-type/</a><br>プラグインレスで進めたい方はチャレンジしてみてください。<br>テーマカスタマイズ案件などでは導入は必要かと思いますので、リストアップさせていただきました。<br></p><h3 id="h17bb010a88">Advanced Custom Fields（★★）（カスタムフィールド）</h3><p>カスタムフィールドを実装するときによく導入するプラグインです。<br>個人的には作成したカスタムフィールドデータをjson形式でテーマディレクトリ内に保存でき、検証環境、本番環境で差異が出た場合に同期が簡単にできる点が重宝しています。<br>例えば、すでに運用しているサイトがあり、カスタムフィールドの設定を変更する場合、<br>検証環境で設定変更→本番環境に同期が簡単に行えるようになります。<br>細かい設定は下記の記事に掲載されています。<br><a href="https://liginc.co.jp/412697#Local_JSON-3" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://liginc.co.jp/412697#Local_JSON-3</a><br></p><h3 id="h358485de88">Smart Custom Fields（★）（カスタムフィールド）</h3><p>Advanced Custom Fieldsと同様カスタムフィールド系プラグインで、こちらのプラグインの優秀なところは、フィールドの繰り返し設定が無料で可能という点です（Advanced Custom Fieldsでは有料プランだと可能）。<br>カスタムフィールドの実装が必要な案件で、繰り返しが必要な時はこちらのプラグインを使用していますが、弊社の場合はAdvanced Custom Fieldsの方が使用頻度が多いため星1つとしています。<br></p><h3 id="h9653a07c0b">Yoast Duplicate Post（★）（投稿）</h3><p>投稿記事の複製が可能になるプラグインです。<br>普段の主な使用用途としては、開発時にテスト記事を複製する場合です。<br>本番環境で不要な場合は移行前にプラグインを削除しましょう。<br>複製の必要がない場合かつ、本番環境で必ずしも必要ではない場合もありますので、星1つとしています。<br></p><h3 id="ha71e498cfd">Intuitive Custom Post Order（★）（投稿）</h3><p>記事の順番の並びかえが可能になるプラグインです。例えば、料理メニューをカスタム投稿で作成している、よくある質問をカスタム投稿で作成している、場合に順番を並び替えたい要望を実現するため導入することが多いです。<br>ブログ記事以外のCMS機能導入時かつ並び替えたい要望がある場合のため星1つとしています。<br><br><br>以上、14個のプラグインを紹介しました。<br>すべて必要ではない場合がありますので、案件別に必要なプラグインを選定してお客様の満足度の高い、かつ保守性が高いサイト構築を目指しましょう。<br>最後まで読んでいただきありがとうございました。</p>

小川匡教

【使用頻度別】WordPressに入れるべきプラグイン

<p>AWA Bizの小川です。弊社が普段からWordPressオリジナルテーマ制作案件で使用しているテンプレートを販売します（と言ってもテンプレートのダウンロードのみでしたら無料で可能ですので、自分で環境構築などできる方はご自由にお使いください）<br><br>環境構築やコードの説明については有料にさせていただきました。使い方は詳細に記載しましたので、gulpやwebpack、Lintの設定に慣れていない人でも使えるようになっているかと思います。</p><h2 id="hd13c77be38">販売のきっかけ</h2><p>CMSを使ったサイト制作ではまだまだWordPressが現役で使われており、その中でオリジナルテーマで制作する案件も多いです。Lightning、Snow Monkeyなどテーマを使用した構築もしておりますが、お客さまに合ったオリジナリティあるデザインを再現しようと思うと、やはりオリジナルテーマでの構築がいいな、と思ってます。ヘッドレスCMSなども出てきておりますが、メインで使用するプラットフォームを移行するのはまだ先になりそうということもありm(_ _)m<br>コーディングの効率性、保守性を考え弊社では基本的な初期設定を組み込んだ最低限のファイルをベースにコーディングを行っています。制作会社やフリーランスの方で独自のテンプレートを持っている方はいらっしゃるかもしれませんが、ソースコードや使い方がまとまったものはあまり公開されていないと思いましたので、今回販売させていただこうと思いました。</p><h2 id="hdf1603a0ee">テンプレートのフォルダ・ファイル構成</h2><p>テンプレートの全体構造は以下の通りになっています。</p><pre><code>├── src                 ・・・開発用ソースを格納するディレクトリ
│    ├── images          ・・・画像ファイルを格納するディレクトリ
│    │&nbsp;&nbsp; └── common     ・・・共通で使用する画像ファイルを格納するディレクトリ
│    │&nbsp;&nbsp; └── index      ・・・indexページの画像ファイルを格納するディレクトリ
│    │&nbsp;&nbsp; └── 各ページごとにフォルダを作成する
│    ├── js              ・・・jsファイルを格納するディレクトリ
│    │&nbsp;&nbsp; ├── bundle.js    ・・・メインでコンパイルされるjsファイル
│    │   ├── common.js    ・・・各ページ共通のjsファイル
│    │   └── fade.js      ・・・フェードインの挙動専用jsファイル
│    │   └── header.js    ・・・ヘッダーの挙動専用jsファイル
│    │   └── anchor-link.js ・・・アンカーリンクの挙動専用jsファイル
│    │   └── sp.js 　　　　　　　　　　　　　　・・・SP時専用のjsファイル
│    └── styles          ・・・スタイルシートを格納するディレクトリ
│     &nbsp;&nbsp; ├── foundation  ・・・サイト全体に関連するscssを格納するディレクトリ
│        │   ├── _base.scss     ・・・基本設定のscssを記述　基本的に変更しない。
│        │   ├── _mixin.scss    ・・・mixinのscssを記述
│        │   ├── _reset.scss    ・・・リセットscss　基本的に変更しない
│        │   └── _variable.scss ・・・色、使用フォント、z-indexなどを記述したscss
│        ├── layout  ・・・サイト全体で使用するパーツなどに関連するscssを格納するディレクトリ
│        │   ├── _l-base.scss     ・・・制作するサイト全体で共通する部分のscssを記述
│        │   ├── _l-header.scss    ・・・headerのscssを記述
│        │   └── _l-footer.scss    ・・・footerのscssを記述
│    &nbsp;&nbsp;  └── object
│            ├── component  ・・・共通パーツのscssを格納するディレクトリ
│            │   ├── _c-btn.scss     ・・・サイトで共通するボタンに関連するscssを記述
│            │   ├── _c-content.scss    ・・・コンテンツ関連のscssを記述
│            │   └── _c-section.scss    ・・・セクションで共通するscssを記述
│            └── project  ・・・制作するページのscssを格納するディレクトリ
├── /wp-content/themes/theme  ・・・テーマファイルを格納するディレクトリ
│         ├── index.php ・・・トップページ用ファイル
│         ├── header.php ・・・ヘッダーファイル
│         ├── footer.php ・・・フッターファイル
│         ├── page-about.php ・・・固定ページサンプルファイル
│         ├── archive.php ・・・アーカイブページファイル
│         ├── single.php ・・・投稿ページファイル
│         ├── 404.php ・・・404ページファイル
│         ├── functions.php ・・・初期状態ではCSS、JS読み込みのみ記述
├── gulpfile.js 
├── webpack.config.js
├── package.json
├── .editorconfig
├── .eslintrc.json
├── .eslintignore
├── .stylelintrc.js
├── .prettirrc
├── .gitignore
└── ReadMe.md</code></pre><p>詳細な使い方は後述しますが、基本的にLocalなどでWordpressの初期環境構築が完了した後、そこに組み込むことを想定しています。</p><h2 id="hcce0531454">含まれているファイル・機能について</h2><p><strong>・テーマフォルダ（theme）</strong><br>→最低限必要なサンプルのphpファイルで作成しています。フォルダ名は適宜変更します<br><strong>・ScssはFLOCSSフォルダ構成（Dart Sassに対応）</strong><br><strong>・gulpの設定</strong><br>→画像の圧縮、Scssのコンパイル、BrowserSyncで使用しています<br><strong>・webpackの設定</strong><br>→JSファイルのコンパイルで使用しています（Babel設定済み）<br><strong>・ScssとJSのLint設定</strong><br>→ESLint、Styleintファイル<br>→VSCodeのプラグインが必要になります（プラグインの推奨設定に記載してます）<br><strong>・必要なnodeモジュール設定（package.jsonに記載）</strong></p><h2 id="hdbf98b940f">前提条件</h2><ul><li>WordPressのローカル環境構築ができること</li><li>nodeの開発環境があること（v14.16.0で動作確認済み）</li><li>npm、yarnの実行環境があること（できれば）</li><li>コードエディタをVSCodeを使用していること（必須ではありませんがLint関連の拡張機能で使用するため）</li></ul><h2 id="h3db255ce4b">テンプレートファイル</h2><p>以下がテンプレートファイル一式です。<br>こちらからダウンロードください。<br><a href="https://drive.google.com/file/d/1kQotz5eVs2YmY2BbJ8FFFkVh5A5aKdpA/view" target="_blank" rel="noopener noreferrer">wordpress-templateダウンロード</a><br>使い方に関してはnoteで有料記事とさせていただきました。<br>下記リンクから購入ください。<br><a href="https://note.com/masanori_awabiz/n/nb4661b828c2a" target="_blank" rel="noopener noreferrer">WordPress案件で使用しているオリジナルテーマテンプレートの使い方解説</a></p>

AWA BizがWordPress案件で使用しているオリジナルテーマテンプレートを販売します

<p>こんにちは、フロントエンドエンジニアの中川翔太です。<br>Webサイト制作の際、よく聞く”WordPress (ワードプレス)”　よく聞くけれどWordPressってなに？どういうところが良いの？悪いところは？など詳しく聞かれるとよくわからない…という事があると思います。本記事では改めてWordPressでできる事、メリットやデメリット含め基本に立ち返りお話ししていきます。</p><h2 id="hf305ee5073">WordPressとは</h2><h3 id="hec3a14055e">WordPressの特徴</h3><p>WordPressとは「専門知識をそれほど必要とせずにWebサイトやブログを作る事ができるツール」です。Web上にあるWordPressの管理画面からブログの更新やサイト自体のデザインの変更まで、専門的な知識がなくてもかなり幅広い範囲で対応できます。</p><h3 id="ha278124f22">ユーザー数が非常に多い</h3><p>次にWordPressはWebサイトでの使用率が非常に高いCMSです。<br>まずCMSとは"Contents Management System：コンテンツ・マネジメント・システム"の略で、Web上の管理画面よりサイトの制作やブログ更新、画像などの管理ができるツールの総称です。WordPress以外のCMSでは"Shopify"や"EC-CUBE"などがあります。<br>気になる使用率ですが、世界シェアは43.2％、CMSのシェアでは65.2％と非常に高い使用率になっています。(2022年1月現在)　これは全世界のWebサイトの内、約4割はWordPressで制作されていることになります。<br>また日本に絞るとCMSのシェアは83.7％にもなり、日本国内では使用されているCMSはほぼWordPressであると言っても過言ではないレベルです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/d138249300e64b568417d6ce4551e7c4/about-wordpress-img1.webp?w=570&amp;h=705" alt="WordPressシェア(全世界・日本国内)"><br>WordPressシェア(全世界・日本国内)<br></p><blockquote><a href="https://w3techs.com/technologies/overview/content_management" target="_blank" rel="noopener noreferrer">W3Techs - World Wide Web Technology Surveys　Usage statistics of content management systems</a><br><br><a href="https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management" target="_blank" rel="noopener noreferrer">W3Techs - World Wide Web Technology Surveys　Distribution of content management systems among websites that use Japanese</a></blockquote><p>弊社のWebサイトもWordPressで制作しておりますし、他のWebサイトを制作する際もWordPressを使用することが多いです。</p><h2 id="h3899a99766">WordPressのメリット・デメリット</h2><p>次にWordPressのメリット・デメリットについて説明していきます。</p><h3 id="hb86a60a986">WordPressのメリット</h3><p>まずはメリットについては大きく5点</p><ul><li>無料で使える</li><li>Webサイトを簡単に作成可能</li><li>専門知識が無くてもブログの更新などが可能</li><li>拡張性が高い</li><li>情報が多い</li></ul><h4 id="h326d788443">無料で使える</h4><p>WordPressの使用に関しては基本的に"<strong>無料</strong>"で使用することができます。これはWordPressがオープンソースであるのが理由です。WordPressでは自由に変更や再配布などの権利を与えています。<br>ただWebサイトの運用と言う観点で見ると、WordPress自体の使用料はかかりませんが、ドメイン・サーバーなどを用意する必要があるため、それらの運用費がかかることには注意が必要です。</p><h4 id="h105bef5e18">Webサイトを簡単に作成可能</h4><p>WordPressでは簡単にWebサイトを作成するために"テーマ"というものが用意されています。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/f4dfc4cc647c418ca5030acc0b14e438/about-wordpress-img2.webp?w=1024&amp;h=495" alt="WordPressテーマ一覧"><br>WordPressテーマ一覧<br><br><br>いろいろなWebサイトにあったテーマが用意されており、このテーマを適用しあとは管理画面より色やテキストを変更するだけで簡単にWebサイトを作成することができます。<br>またテーマには無料のものから有料のものまであり、無料なものはシンプルな感じ、有料のものはデザインの幅も広く機能も充実しているなど用途に合わせて選択することができます。</p><h4 id="h3e1ab735f7">専門知識が無くてもブログの更新などが可能</h4><p>ブログやニュースなどの更新は管理画面より簡単に行うことができます。WordPressなどのCMSを導入せずに記事を更新しようとすると、HTMLやCSSなどコーディングの専門知識が必要となります。<br>その点WordPressでは投稿画面より文字を入力したり画像を挿入するだけで、ある程度体裁が整った状態で出力されるため非常に簡単に更新作業を行うことができます。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/079039e3062b4b9bb98a692a3473bd81/about-wordpress-img3.webp?w=1024&amp;h=455" alt="WordPressブログ投稿画面"><br>WordPressブログ投稿画面<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/058373da129a4a2687cb381ddfb4c5ac/about-wordpress-img4.webp?w=1024&amp;h=665" alt="実際のページのブログ画面(弊社Webサイト)"><br>実際のページのブログ画面(弊社Webサイト)<br><br>このようにWeb上から文章を記述するだけで、簡単に更新する事が可能です。</p><h4 id="h36304112fd">拡張性が高い</h4><p>拡張性が高いこともWordPressのメリットの一つです。WordPressでは"プラグイン"というものが用意されており、プラグインを導入するだけでいろいろな機能を追加することができます。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/9822c83614ce4b34be0c2422243775ca/about-wordpress-img5.webp?w=1024&amp;h=535" alt="WordPressプラグイン一覧"><br>WordPressプラグイン一覧<br><br>プラグインで追加できる機能は非常多いため全て紹介することは難しいですが、お問い合わせフォームやログイン機能をプラグインを導入するだけで追加することができます。<br>また後ほどお伝えしますが、WordPressはセキュリティ面で少しデメリットがあります。その対策としてセキュリティ対策用のプラグインも用意されています。</p><h4 id="hef0c4bee71">情報が多い</h4><p>冒頭でもご説明したようにWordPressは世界・日本国内において非常に高い使用率となっています。ユーザー数が多くWeb上や書籍など非常にたくさんの情報があるため、使用方法や不明点など情報収集には困らない点もメリットの一つと言えます。</p><h3 id="h44bde55594">WordPressのデメリット</h3><p>次にWordPressのデメリットについては大きく2点</p><ul><li>セキュリティが弱い</li><li>テーマを使用する際、制限が出てしまう場合がある</li></ul><h4 id="h21f103f711">セキュリティが弱い</h4><p>WordPressが無料で使用できるのは"オープンソース"であるためとお伝えしましたが、これがセキュリティを弱くしている一つの原因でもあります。オープンソースであるためプログラムの仕組みを知るのは非常に簡単です。そのため一部の悪意のあるかつ専門知識を持った人が攻撃をするといったことが発生しているのも事実です。<br>またユーザー数も多いかつ無料で使用できるため、あまりセキュリティに詳しくない方やWordPressがセキュリティに対して弱い部分があることを知らないユーザーも一定数います。そのためユーザー名やパスワードが予測されやすいものであったり、最新版に更新していないなどユーザー側が攻撃されやすい状態になっているということが多い事もセキュリティが弱いと言われる原因になっています。<br>弊社ではセキュリティ対策として、様々な対策をおこなっておりますのでご安心いただければと思います。取り組みの詳しい内容に関しては下記の記事でも紹介しておりますのでご参考いただければ幸いです。<br>https://awa-biz.com/blog/wp-security/</p><h4 id="h5ab39550b2">テーマを使用する際、制限が出てしまう場合がある</h4><p>WordPressではテーマを使用することで、専門知識が無くとも非常に簡単にWebサイトを作成することが可能です。<br>一方でデザインはこだわって作りたい場合や、様々な機能を追加して使いやすいものにしたいなど、オリジナルな部分を増やそうと思うと管理画面からの変更だけではやはり限界があります。その場合はHTMLやCSSだけでなく、WordPressで主に使用されているPHPという言語も必要になり、専門知識が必要になってきます。<br>簡単にWebサイトを作りたいけど、こだわりたい…！といった方にはすこしデメリットになる部分かと思います。<br>なお弊社ではテーマのカスタマイズからオリジナルのテーマでの制作まで幅広くご対応することが可能です。</p><h2 id="h1afe451c43">さいごに</h2><p>今回はWordPressについて、概要からメリット・デメリットまでお伝えしてきました。WordPressは無料で使用できかつ拡張性も高いため、WebサイトからLPまで幅広く使用することができる非常に便利なツールです。<br>この記事を通してWordPressとは何かという事を改めて知っていただく機会になれば幸いです。<br>また弊社でもWordPressでのWebサイト制作を行なっておりますので、いつでもご相談ください。<br><a href="https://awa-biz.com/contact/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><strong>お問合せはこちら</strong></a></p>

中川翔太

【2022年最新】WordPressとは？基本からメリット・デメリットまとめ

<h2 id="hf970afb6b1">なぜWordPressのセキュリティは弱いと言われてしまうのか？</h2><p>今回はWeb制作者なら知っておくべきセキュリティ対策をまとめました。お客様から「WordPressってセキュリティが弱いって聞いたんだけど大丈夫？」と聞かれることもありますが、弊社では「セキュリティ対策をしっかりと行なっておりますのでご安心ください。」と言えるよう普段から設定をしています。<br>WordPressのセキュリティが弱いと言われてしまう理由を3つまとめてみました。</p><ul><li>世界で一番使用されているCMSだから攻撃の対象にされやすい（2019年時点で全サイトの34%がWP）</li><li>オープンソースのためソースの中身が見れるから（だからすぐに脆弱性が発見されるということはない。公式のテーマやプラグインであれば審査も通っている。）</li><li>利用者のリテラシーが低い（パスワードが普通に弱かったりするから）</li></ul><p>弱いと言われる理由は、WordPressの必ずしも構造上にあるのではなく、利用者のリテラシーが低く、攻撃されやすいため相対的に問題が発生するリスクが高いからだと考えています。<br>WordPressは誰でも簡単に構築できる便利なCMSだからこそ、セキュリティに関するリテラシーが高くない方でも開発できる、しかしサーバー周りは自分達で管理する必要があるからセキュリティリスクが発生しやすい。<br>そういった面でShopifyなどSassプラットフォームはサーバー周りを良きように設定してくれていますので、WordPressよりもセキュリティが高いと言われており、より誰でも簡単に安全なWebサイトが作れるようになりました。<br>しかしだからと言ってWordPressはダメだ！と結論づけてしまうのではなく、きちんとセキュリティ対策すれば、まだまだ使用できるシステムだと考えています。<br>前置きが長くなりましたが、次のセクションから対応方法をリストアップしましたので見ていきましょう。</p><h2 id="h81fd9bed66">対策1：管理画面のパスワード複雑化</h2><p>当たり前すぎる対策なのですが、まずは管理画面のパスワードは複雑なものに設定しましょう。<br><a href="https://www.reddit.com/r/dataisbeautiful/comments/ihpo84/oc_i_hope_you_find_this_one_more_beautiful_than/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">reddit</a>←の記事はパスワードが破られるまでの時間を調査したものがまとめられています。小文字のみ8文字のパスワードだと5秒で破られてしまう、数字のみだと文字数が多くなっても一瞬で解析できてしまうという結果です。<br>「小文字＋大文字＋記号」を含めたパスワードが推奨されています。<br>パスワード生成は<a href="https://www.luft.co.jp/cgi/randam.php" target="_blank" rel="noopener noreferrer">パスワード生成サイト</a>を使用したり<a href="https://1password.com/jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">1password</a>を使うのがおすすめです。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/68ef5dedd8384135b39703ce87bb9367/wordpress-security-img1.webp" alt=""><br><br>また、パスワードほど重要ではありませんが、WordPressのログインIDも「admin」など、よく使用されており、予測しやすいものにするのは危険と言われていますので、独自のIDを設定するようにしましょう。</p><h2 id="h91cc826a95">対策2：WordPress、テーマ、プラグインは常に最新バージョンに</h2><p>WordPressのダッシュボード画面でテーマもプラグインも全て最新状態になっていることがベストです。<br>WordPress、テーマ、プラグインは定期的にアップデートしましょう。しかし、WordPressのメジャーバージョンアップ（バージョン番号の1桁目、2桁目のアップデート）は注意が必要で、WordPressの更新にプラグインの更新が追いついていない場合があり、サイトが動作しなくなってしまう危険性があります。<br>WordPressのメジャーバージョンアップする際は</p><ul><li>テストサイトに同じ環境を作り、そこで試してから本番サイトを更新する</li><li>更新する前にpublic_html以下のフォルダおよびDBのバックアップを取る</li></ul><p>と安全です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/f1ae7c2609a74df79fbd4679597d8efc/wordpress-security-img2.webp" alt=""><br></p><h3 id="h83910a782f">プラグインはインストール数が多く、更新頻度が高いものに絞ってインストールしよう</h3><p>そもそもプラグインを多用しているサイトはセキュリティに注意がより必要になります。プラグインの脆弱性をついて攻撃を受けてしまう可能性があります。<br>プラグインを選定する際は、</p><ul><li>更新頻度が高いもの</li><li>インストール数が多いもの</li></ul><p>を選択するようにしましょう。<br>また根本的な話になりますが、プラグインに頼らずに開発できるようになることも重要だと考えています。<br>プラグインは開発を非常に便利かつ効率化してくれますが、</p><ul><li>セキュリティリスクになりうる</li><li>サイト速度低下につながる</li></ul><p>という理由から、弊社ではできるだけプラグインを使用せずに独自で機能を開発するようにしています。<br>1サイトにつき10以上インストールしていると、少し多いな...という感覚です（もちろんサイト規模や機能によりますが）。</p><h2 id="h4de5000391">対策3：ログインURLを変更する</h2><p>WordPressのログインURLは基本設定では</p><ul><li>http://xxx.xxx/wp-login</li><li>http://xxx.xxx/wp-admin</li></ul><p>でログインが面が開くようになっており、サイトのURLが分かればログインURLが分かってしまうことになります。<br>それで対策1で書いた通り、IDやパスワードが脆弱なものだとすれば...考えただけでぞっとしますよね。。<br>そのためWordPressではセキュリティ対策できるプラグインが用意されています。弊社では<a href="https://www.jp-secure.com/siteguard_wp_plugin/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">SiteGurad WP Plugin</a>というプラグインを使用しています。<br>機能としては、管理画面ログインURL変更の他に</p><ul><li>管理画面ログイン画像認証</li><li>ログインロック</li><li>ログインアラート</li></ul><p>などがあり、これでインストールしてプラグインを有効化するとデフォルトで有効になっています。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/52322e2c0f024be1b9187944668c5dba/wordpress-security-img3.webp" alt=""><br>ログインURLの変更設定方法は、<br>「管理画面メニュー＞SiteGurad＞ログインページ変更」を開き、<br>下記の画面の上部にON、OFFのボタンがありますので、「ON」に変更。<br>オプションの「管理者ページからログインページへリダイレクトしない」にもチェックを入れておくと安全です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/36f7a0a2a0434152af4264e9ece771a2/wordpress-security-img4.webp" alt=""></p><h2 id="h48ab37e240">対策4：FTPではなく、SFTP or SFTPを使用する</h2><p>対策4,5,7はWordPressのセキュリティ対策に限った話ではなく、一般的にもとても大切な対策を挙げています。<br>Webサイトの作成後FTPクライアントツール（FileZilla、Cyberduckなど）でテストサーバーや本番サーバーへファイルをアップロードするかと思うのですが、この時にどのFTPクライアントツールでもプロトコル（Protocol）というものを選択できるようになっています。こちらでFTPを使用している方もいらっしゃるかもしれないのですが、こちらは暗号化されていない通信規格となっており、ID、パスワード、ファイルなどのデータが簡単に盗み取られてしまう状態でファイルを転送していることになります。<br>これを防ぐためにFTP TLS（FTPS）やSTFPという通信規格を選択するようにしましょう。STFPが最もセキュリティが高いのですが、鍵認証の設定が必要で少し複雑な設定が必要なため、最低限FTP TLSを使用するようにしましょう。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/8f7d3ce462bb4e46a96e81ea70c73f07/wordpress-security-img5.webp" alt=""><br></p><h2 id="hcd28d78f9f">対策5：スパムメール対策 reCAPTCHAを導入する</h2><p>WordPressにはお問合せフォームを作成できるプラグインがいくつか用意されていますが、作成しただけではセキュリティに弱く、「スパムメールが頻繁に来るようになってしまった」などお客様からのクレームのもとになってしまう可能性があります。そのようなスパムメールを防止するのがreCAPTCHAという技術です。以下の画像が表示されていれば、reCAPTCHAが設定されている証拠です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/023b954fc72c4f08b1d658782e54a1fb/wordpress-security-img6.webp" alt=""><br><br><a href="https://contactform7.com/ja/recaptcha/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Contact form 7</a>プラグインではデフォルトでreCAPTCHAの設定が可能で、弊社が主に使用しているMW WP Formというプラグインでは、<a href="https://ja.wordpress.org/plugins/recaptcha-for-mw-wp-form/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">reCAPTCHA for MW WP Form</a>というプラグインを追加で入れて設定します。設定方法は検索するとたくさん記事が出てきますので、ぜひ設定してみてください。</p><h2 id="h26a2d28649">対策6：WordPress設定ファイルのパーミッションを変更する</h2><p>パーミッションとはファイルにアクセスできる権限のことを指すのですが、これが設定によっては誰でも見れる状態になってしまっていたために、サイトを改竄されてしまうという事例も過去にあるようです。<br>ファイルは</p><ul><li>wp-config.php</li><li>.htaccess</li></ul><p>の設定を変更しましょう。特にwp-config.phpはデータベース情報なども記載している重要なファイルですので、特に注意が必要です。<br>FTPツールからpublic_htmlフォルダを開き、ファイルを右クリックすると、FileZillaであればパーミッションの変更というメニューが表示されます。私が使っているForkliftというツールであればGet Infoというメニューがありますのでこちらをクリックします。<br>下記のようにパーミッションを変更できる画面が開くのですが、いづれのファイルもOwnerのみRead、Writeにチェックを入れ、数字が600となるように設定しておきましょう。<br>これでファイルのオーナー（所有者）のみ読み書きできるようになり安全です。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/8437d93ee02e4547a37eaa9555d11e15/wordpress-security-img7.webp" alt=""><br></p><h2 id="h2e189ae1e8">対策7：WAFを設定する</h2><p>WAFとはWeb Application Firewallの略で、ファイヤーウォールというのはパソコンの設定でも聞いたことがあるかと思います。それをWebで行う仕組みのことです。<br>こちらはWordPressからの設定ではなくレンタルサーバーのサーバーパネルからの設定します。書きはエックスサーバーの設定方法ですが、「さくらのレンタルサーバ」や「ロリポップ」などでも設定可能です。<br>エックスサーバーではサーバーパネルを開いた右下にありWAF設定という項目がありますので、こちらをクリック<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/d5e3f4033baf4b63915dc0299cf87d71/wordpress-security-img8.webp" alt=""><br><br>設定するドメインを開くと各設定項目画面が開きます。<br>基本的に全てONにしましょう。<br><strong>（XSSやSQLインジェクションは非常に重要なセキュリティ用語ですので、Web制作始めたての方はぜひ調べてみてください。）</strong><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/4cdd246a0eb54fe9b1f10b253ed0bdd5/7148e31d64374f588453e0db7dedbda5/wordpress-security-img9.webp" alt=""><br><br><strong>※SQL対策をONにするとページを開いた時に403エラーが発生する現象が発生しましたので、現在OFFにしています。</strong></p><h2 id="h1afe451c43">さいごに</h2><p>今回はセキュリティ対策の方法についてまとめました。もちろんこれ以外にも色々なセキュリティ対策がありますが、制作の予算の関係でどこまでセキュリティ対策にコストを割くかは案件次第になってくるかと思います。<br>その中でも手軽かつ重要なものをリストアップさせていただきましたので、できる限り対応していければと考えています。<br>この記事をきっかけにセキュリティの重要性が少しでも広まれば幸いです。<br>セキュリティ対策などにお困りの方は弊社までいつでもご相談ください。<br><a href="/contact">お問合せはこちら</a></p><blockquote>参考文献<br>「WordPressセキュリティ大全」吉田哲也著、秀和システム、2019年10月25日</blockquote><p><br></p>

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